この記事では、卵殻膜美容液「ビューティーオープナー」の成分について分析していきます。
まずは、ビューティーオープナーの全成分からみていきます。
忙しい方は目次からどうぞ
ビューティーオープナーの全成分
ビューティーオープナーの全成分は以下のようになっています。
水・BG・ペンチレングリコール・加水分解卵殻膜・ヒアルロン酸Na・スクワラン・カンゾウ根エキス・バラエキス・ローズマリー油・レモングラス油・ニオイテンジクアオイ油・デキストリン・オレイン酸ポリグリセリル-10・クエン酸Na・クエン酸
ちなみに成分表というのは、含まれている量が多いものから表示する決まりになっています。
BG(ブチレングリコール)
BG(ブチレングリコール)はアルコールの1種で、保湿・抗菌剤としてよく使用されます。無色透明で臭いもありません。
BG抗菌作用があるため、他の防腐剤を減らすことができます。
また、植物エキスの抽出剤としても使われています。植物エキスをBG以外の薬品で抽出すると肌への刺激が強くなるため、低刺激の化粧品にはよく使われている成分です。
ペンチレングリコール
無色透明でアルコールの1種です。化粧品のベースの保湿剤として使われます。
抗菌作用があり、防腐剤のパラベンを使いたくないときによく使用されます。化粧品でパラベンフリーというフレーズをよく見かけるかと思いますが、そのような化粧品に使われる成分です。
加水分解卵殻膜
ビューティーオープナーの最大の特徴である卵殻膜エキス。
ニワトリの卵殻膜をアルカリや酵素を使い、加水分解することによって得ることのできる成分です。
お肌を乾燥から守り、シワを防ぎます。また、加齢と共に減少するコラーゲンの生成に働きかけ、もちもちとした弾力のある肌作りに役立ちます。
加水分解卵殻膜は保湿効果が高く、中に含まれているアミノ酸は、人の角質層に含まれている天然保湿成分のひとつでもあります。
ヒアルロン酸Na
説明の必要も無いかも知れませんが、ヒアルロン酸は保湿成分の代表的なもの。
水に溶けやすい性質を持っていて、しっとりとなめらかな保護膜を作ってくれるため、多くの保湿化粧品で使用されています。
スクワラン
スクワランとは、乾燥や小じわを防ぐうるおい成分です。
もともと肌のなかに存在する成分ですが、Ⅲ型コラーゲンと同じく25歳を境くらいに減少していってしまいます。
カンゾウ根エキス
カンゾウ根エキスは、マメ科植物のカンゾウの根や茎から抽出されるエキスのことです。メラニンの生成を抑える働きがあることから、しみやくすみを防ぎ美白効果が見込めます。
バラエキス
その名の通りセイヨウバラの花から抽出されたエキスです。ビューティーオープナーは無香料ですので、バラエキスのような天然のエッセンシャルオイルで香り付けがされています。
ローズマリー油
ローズマリーは刺激のある香りが特徴のハーブ。血行を促進し、優れた収れん作用がありますので、お肌のたるみ防止や引き締めに効果的です。
レモングラス油
レモングラスには優れた殺菌作用があります。また、鎮痛作用もあり代謝と血行を促進するのでむくみ防止などにも使われる場合があります。ローズマリー油とも相性の良い精油のひとつです。
ニオイテンジクアオイ油
精油の観点からいうと、ニオイテンジクアオイ油は落ち込んだ気持ちを落ち着かせ、明るく前向きな気持ちにさせてくれる精油として知られています。
女性のお肌に対する作用は、肌の引き締め、皮脂分泌をコントロールし、乾燥肌や油性肌を防ぐなどの効果が見込めます。
デキストリン
トウモロコシを原料として抽出されたデンプンや炭水化物のことです。健康食品やスナック菓子にも使用されています。
化粧品への使用目的としては、エキスの粘土の調整、皮膚への吸着剤として使われます。
オレイン酸ポリグリセリル-10
オレイン酸ポリグリセリル-10は、合成界面活性剤や皮膚コンディショニング剤、乳化剤して、化粧品には欠かせない成分です。食品にも使用されている比較的安全性の高い成分として知られています。
クエン酸Na
クエン酸Naとは、クエン酸を炭酸ナトリウムで中和したもの。化粧品のpHの調整として使用されます。
クエン酸
クエン酸もpHの調整が目的として配合される成分です、クエン酸Naと合わせて使用することで、人の肌と同じpH値に調整されます。
卵殻膜エキスを使用した次世代美容液「ビューティーオープナー」
肌に良さそうな成分で選ぶスキンケアではなく、年齢を重ね足りなくなってきた成分を与えるスキンケア用品として今注目を浴びています。
ビューティーオープナーの使用感の評判や気になる口コミは、ことらの記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。